名刺サイズのヌルリフィルを入手したので、ツバメフールスと共に色見本を作っている。
アマゾンあたりで「ヌルリフィルは趣味用」みたいなコメントを見た覚えがあるんですが、コレ、趣味というよりはお遊び用と言うべきでは…?
インクを吸収しない紙質なので、フラッシュとか遊色とかが出やすいという話だったのですが、とりあえず試したのがパイロットのいろしずくだったせいか、さほどフラッシュも遊色も出ず。いや、フラッシュは若干出たかな?
ただ、紙の問題なのか、それともインクの問題なのか、一部インクがすごく滲む。もう恐ろしいほどに。
冬柿がものすごい滲んでびっくりした。ここまで滲むの!?ってくらいに。
黄色系、と言えばいいのだろうか。手持ちでは稲穂と竹林が滲んでいた。青系はそうでもないんだけどなぁ…インクの成分の関係だろうか。
繰り返しになるけど、冬柿の滲み具合が本当に恐ろしかった。そういえば、ルーズリーフでも若干滲んでたな、冬柿。
大瓶がようやく半分になった程度だよ、冬柿。使ってる方なんだけど、あと半分強か…。買った当時は大きいサイズしかなかったから仕方ないんですけれどもね。
紅葉はあんまり滲まなかったから、どうせ買うなら冬柿ではなく紅葉を買えばよかったものを…。
紙質と言えば、ヌルリフィルはペン先がよく滑るので書き味がいいとも聞くんですが、使っているのが中国製美工筆なので、あまり滑らなかったような…。この辺感性の問題だしなぁ。
滲むのも含めて、万年筆ではなくつけペンで書いているというのもあるかもしれない。インク見本作る用(という名目のお遊び)でインクを大量につけてたので。おかげでインクが乾かずに苦労した。ファイルに綴じた時も、若干乾いてなくてポケットにくっついてたし。
まぁ、ヌルリフィルを買った目的は、完全にツバメフールスと対比させてインク見本を作るというお遊びなので、書き味に関しては二の次なんですよね。
もっとも期待していたほど色味が変わるわけではなさそうなので、今の所面白いことにはなってないんですが。
インク工房に期待かなぁ…遊色激しいと聞くのを1本入手したので。あとは石丸文行堂のカラーバーインクか。これも遊色するというのを選んで買っているので。
個人的に、フェリスホイールプレスがどんな色味なのかが気になる所。これはボトルデザインありきで買ったんだけれども。
エルバンみたいに薄かったら困るなぁ…色の薄そうなのは避けたけれども。
物によっては本当に薄かったからな、フェリスホイールプレス。視認性とはなんぞや?ってなるレベル。